STEP5: インジケーターの使い方(トレンド系)

ボリンジャーバンドのバンド幅を使った正しい見方や使い方

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ボリンジャーバンドは統計学を使ったトレンド系インジケーターになります。

バンドと呼ばれるラインを使って、バンドの広がりや収束で相場の判断を行いトレードしていきます。

簡単に言うとトレンド中はバンドが広がっており、レンジ相場ではバンドが収束します。

レンジ相場からトレンド相場になるとバンドが広がるためトレンド開始が視覚的にわかりやすいインジケーターです。

ボリンジャーバンドの見方

ボリンジャーバンドは中心線に移動平均線を表示して、そこから算出される値動きのばらつきがどの程度に収まるのかを視覚的に表した移動平均線の発展系インジケーターです。

σ(シグマ)は標準偏差のことを表し、一定期間の複数の数値からどの程度ばらつきがあるのかばらつき具合を表した数値で、今後出てくる数値が±σの範囲に収まる確率は統計学から68.3%とされています。

メモ

-1σ この範囲に価格が存在する確率が68.3

-2σ この範囲に価格が存在する確率が95.5

-3σ この範囲に価格が存在する確率が99.7

FXに言い換えると、ボリンジャーバンドが仮に25期間設定だとすれば、単純移動平均線は計算にローソク足の終値が使われるため、過去25個の終値のばらつきを算出し、今後作られるローソク足の終値が±σの幅に収まる確率が68.3%とされているということです。

各範囲内に価格が存在する確率です。

±σ99.7%ですので、この範囲からはみ出す確率が0.3%ということになります。

 

ボリンジャーバンドが示す3つの状態

最初にも言いましたが、ボリンジャーバンドはバンドの動きを見ながらトレードをしていきます。

 

ボリンジャーバンドのバンドが表す3つの状態

スクイーズ

エクスパンション

バンドウォーク

 

スクイーズ

スクイーズはレンジ相場で見られる状態を言います。

黄色エリアではバンドが水平に推移していますね。

 

スクイーズになる条件は誰にもわかりませんが、中心にある移動平均線の傾きがなくなり水平向きになりつつあればスクイーズになるかもしれないと予測する必要があります。

 

スクイーズでのトレードは控えた方がいいのですが、レンジ幅が小さくなって収束していけば、次に解説するエクスパンションでトレンド開始を狙うことが可能です。

 

エクスパンション

エクスパンションは収束したスクイーズからバンドが広がる状態を言います。

黄色エリアではエクスパンションした状態なのですが、その直前はバンド幅が小さくなっていますね。

右側のエリアでは爆発したかのようにバンドが広がっています。

 

収束したスクイーズの状態では、どちらに動くのか見物しているトレーダーも多く、抜けた方へ大きく伸びやすいです。

ただし、上位足の流れに逆らった方向は伸び幅が小さくなる可能性があるため、上位足の確認が必ず必要になります。

 

ボリンジャーバンドは順張りで狙う場合は、このエクスパンションや次に解説するバンドウォークで狙うことになります。

 

バンドウォーク

バンドウォークは強いトレンドが発生している時に見られる状態で、±2σ付近に張付いた状態です。

この黄色エリアではローソク足が+2σ付近を維持して上昇し続けています。

先ほどのエクスパンションと同じチャートではありますが、エクスパンションすれば必ずバンドウォークになるわけではありません。

 

トレンドは多くのトレーダーの意思の一致により起こるため、あなたが5分足をメインでトレードしていれば、1時間足をメインとしたトレーダーなど上の時間軸の参加者が味方である必要があります。

 

ボリンジャーバンドのバンドウォークは、トレーダーの買い注文が集中した結果、上昇トレンドが発生したことによりできあがります。

 エクスパンションも含めてバンドウォークも、上位足からの参加者が味方であるかどうか考えていく必要があります。

 

これはボリンジャーバンドだけではなく、どのインジケーターでも言えることです。

 

ボリンジャーバンドでの狙い方

ボリンジャーバンドでエントリーのタイミングを図る場合は、逆張りと順張りで違ってきます。

 

ただし、間違ってはいけないのが、順張りも逆張りも長期的なトレンド方向へ狙うことに変わりません。

 

こちらの記事は順張りと逆張りについて解説していますので、よければお読みください。

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逆張りで狙う方法

ボリンジャーバンドの逆張りは、±2σにタッチしてからのエントリーが主な方法です。

チャートで説明します。

▢内のようなレンジ相場での狙い方になります。

ピンクの±2σにタッチして逆張りエントリーするという方法で、レンジ相場ではバンド幅も一定になりやすいためこのバンド内でトレードを行います。

 

±3σのタッチは、そもそも±3σにタッチすることがあまり多くないため、±2σが目安になりやすいです。

±2σの幅に治まる確率は95.5%ですので、4.5%しか±3σまで届かないことになります。

このチャートでも緑の±3σよりピンクの±2σの方が到達している回数が多いため、±σよりチャンスが多くなります。

 

ただし逆張りでエントリーする場合は、上位足のトレンド方向に合わせた反発を狙う必要があり、単に±σにタッチしてエントリーではダメです。

何度も言いますが、上位足でトレンド方向の確認は必ずするようにしましょう。

 

順張りで狙う方法

続いて順張りでエントリーする方法ですが、±1σを越えてエントリーする方法があります。

に箇所になります。

順張りなので、トレンドに逆らう場所でエントリーしてはいけません。

同じチャートですが、移動平均線が上を向いているのに売りで狙う、移動平均線が下を向いているのに買いを狙うなど、トレンド方向と逆へのトレードは逆張りであって、順張りではないためリスクも高く狙うべきポイントではありません。

ただし、このポイントは利益を確定させる決済ポイントとして有効なポイントになります。

 

利益確定のタイミング

利益確定のタイミングですが、±1σのバンドや移動平均線にタッチして決済を行うか、バンドが閉じ始めたら決済を行う方法があります。

 

決済のタイミング

バンドにタッチあるいは抜けて決済

バンドが閉じ始めて決済

 

バンドにタッチあるいは抜けて決済

レンジ相場であれば、±2σにタッチすれば決済、トレンド相場であれば±1σや移動平均線を抜けて決済する方法があります。

レンジ相場の場合、バンド幅にローソク足が収まる確率が高いため、±2σで決済することでレンジ幅下限から上限を獲りに行く方法です。

 ただし、必ず±2σまでローソク足が必ず動くわけではないため、届かなかった場合に向けて備えておく必要があります。

 

トレンド相場の場合は、±1σや移動平均線を抜けて決済します。

黄色○のポイントで決済していきます。

ローソク足が±1σを抜けて決済できなかった場合は移動平均線を抜けたら決済するようにします。

トレンド相場はいつまで続くか、どこまで伸びるかわからないため勢いがなくなれば早めに決済をすることが大切です。

 

バンドが閉じ始めて決済

バンドが閉じ始めて決済というのは、バンドがエクスパンションした相場で使います。

注目するバンドはトレンド方向とは逆のバンドになります。 

・上昇トレンドなら-2σ-3σ

・下降トレンドなら+2σ+3σ

チャートで確認してみます。

チャートでは上昇トレンドができているため、-2σ-3σを見ます。

この-3σのバンドが閉じ始めた時に決済します。

縦の赤ラインを引きました。

ここでバンドが閉じ始めているため、ここが決済のタイミングになります。

決済が遅くなりますが、ローソク足が+1σを下に抜いて決済という方法もあります。

 

ボリンジャーバンド1つでは根拠が弱い!ダマシに合う理由

ボリンジャーバンドでもダマシはあります。

ダマシというのは基本的には上位足の確認不足です。

これは1時間足のチャートですが、赤ではスクイーズができた後、-1σを抜けてバンドがエクスパンションしています。

トレンド開始かなと思いきや、すぐに反発して上昇しており、バンドも少し広がっただけです。

結果的にはチャート右側で、上昇トレンドが発生しています。

この赤の部分を上位足で確認してみます。

上位足の4時間足のチャートです。

下降トレンドが終了し始めて、移動平均線は水平を向いているためレンジ相場になります。

1時間足で売りを狙ったポイントになるのですが、4時間足では-2σタッチして反発しているためレンジ相場の逆張りで狙えるポイントとも見ることができます。

 

1時間足でエクスパンションしていても、上位足ではレンジ相場なのでトレンドには至らなかったわけです。 

上位足を確認せずに、1時間足だけのエクスパンションを見て騙されたと言っているのです。

上位足の確認が必要なのは、ダマシを防ぐためでもありますので必ず確認するようにしましょう。

 

ボリンジャーバンドといろいろな組み合わせ

メインとなる時間軸にボリンジャーバンドを1つ表示させて、エクスパンションやバンドウォークを狙うだけでは根拠が低く、うまくいくことなんてなかなかありません。

 

表示させている時間軸を変えて上位足を確認したり、メインとなる時間軸に上位足にあたるインジケーターを表示させたりして分析する必要があります。

 

上位足のボリンジャーバンドを表示

ボリンジャーバンドの設定は9,20,25の各期間が多いとされています。

仮にメインの時間軸を1時間足として、25期間を表示させたとします。

上位足である4時間足のボリンジャーバンドを1時間足に表示させて分析を行います。

 

表示のさせ方は簡単で、

4時間は1時間の4倍です。

 

1時間足を25期間とすれば

25×4=100期間

1時間足に表示させる100期間が4時間足を見た時の25期間にあたります。

このチャートはスクイーズやエクスパンションの開設時に使った1時間足のチャートに4時間足のボリンジャーバンドを表示させました。

こちらが最初にお見せしたチャートです。

100期間ボリンジャーバンドは左側ではエクスパンションしたバンドが閉じ始めて、スクイーズになろうとしていることがわかります。

 

1時間足の25期間ではすでにスクイーズではありますが、途中エクスパンションしてローソク足が下げているところがありますね。(左の黄色エリア)

ここで下降トレンドが始まるとは100期間ボリンジャーバンドからは感じられませんね。

 

右側の黄色エリアでも、ローソク足が100期間ボリンジャーバンドの移動平均線より上へ抜けています。

移動平均線より上は買い優位性が高まるポイントであり、25期間ではエクスパンションしているため買いで狙えるポイントだとわかります。

 

このように25期間という短い期間のエクスパンションだけでの判断はダメだとわかります。

 

複数の移動平均線を表示

ボリンジャーバンドの中心線は移動平均線です。

そのため複数の移動平均線を表示させてボリンジャーバンドでエントリータイミングを図る方法があります。

白色を使いたかったので背景を黒くしましたが、先ほどのチャートと同じ部分です。

 

25期間を基準に4時間足に該当する100期間と、日足に該当する600期間を表示させました。

日足は24時間ですので、1時間の24倍

25×24=600期間となります。

 

ボリンジャーバンドの移動平均線と追加した2つの移動平均線で上昇パーフェクトオーダーになっています。

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ボリンジャーバンドのエクスパンションやスクイーズを判断する時は上位足の流れも含めて考える必要があります。

 

RCIを表示

RCIはトレンド系の性質を持つオシレーター系インジケーターになります。

RCIで長期的な流れを読み取り、ボリンジャーバンドでタイミングを図ります。

 

RCIの使い方に関してはこちらを参考にしてください。

RCIの見方や使い方について

RCIは私個人的には好きなオシレーターになります。 使い方が分かりやすく、長期の流れに沿って短期で入るというやり方で、トレンド系にも似たオシレーター系インジケーターになります。

続きを見る

 

RCIには9期間を基準に中期36期間と長期216期間を表示させてみました。

まずは長期216期間を見てください。

左側より上昇してきて買われすぎエリアに張付いています。

 

その中で中期36期間が押し目を作っていますね。(黄色○)

1つ目のボリンジャーバンドのエクスパンションでローソク足が下げていても、RCIではただの押し目ということがわかります。

要は狙ってはいけないエクスパンションだといということですね。

 

2つ目はエクスパンションしていませんが、RCIの中期36期間のラインが上昇中にボリンジャーバンドがエクスパンションしています。

ここでは狙っていけることになります。

 

まとめ

ボリンジャーバンドは統計学から算出される標準偏差を使ってトレードをします。

ボリンジャーバンドでトレードをする場合は、スクイーズを確認してからのエクスパンション開始でトレードをすることで、比較的早い段階でトレンドに乗ることが可能になります。

ただし上位足の確認も必要になり、それを怠るとダマシにあうため注意が必要になります。

 

 

 

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