土日の休みでもトレード練習がしたい!
日々忙しいサラリーマンや主婦の方で、動いているチャートでトレードの練習や検証ができない人も多いと思います。
土日は相場も止まっているため、動いていないチャートで検証するしかありません。
残念ながら動いていない過去のチャートではトレードは簡単に感じてしまうけど、リアルタイムで動いているチャートはうまくいかない。
これが非常に多いです。
そんな動いているチャートで練習をしたいという願望を叶えてくれたツールが【練習君】です。
【練習君】とは?
練習君は相場が休みでも、動いているチャートでトレード練習を可能にしてくれたトレーニングツールになります。
公式で公開中の動画です。
動画内でもあるように、FXはとにかく練習時間が必要です。
時短ができるツールが練習君です。
練習君の使える機能について紹介していきますが、【練習君】には使える機能に制限がある無料版と有料版(練習君プレミアム)があります。
注意
MT4のインストールが必要。
デモ口座でも可能ですので、こちらを参考にMT4を扱っているFX会社のデモ口座開設をしてください。
【練習君】でできること
練習君は、過去のデータをもとに動くチャートでトレードができて、通貨ペアや時間足に規制はなく自由に使えるため、スキャルピングやデイトレード、スイングなど、どのトレードスタイルでも練習が可能です。
EUR/USDの1時間足を表示させています。
2010年のチャートを表示させており、ここからチャートを動かしてローソク足が1個ずつ作られていきます。
2010年まで遡っていますが、2017年でも構いません。
トレード練習したい時期(年月日)を予め設定して、その設定した時期から開始することができます。
終了日も設定ができますよ。
好きな通貨ペアの過去に遡って、リアルタイムのように動かしてトレード練習ができるツールが「練習君」です。
練習君プレミアムでできること
・複数時間足チャートの表示
・成り行き注文と指値注文
・チャート速度設定
・ロット数の設定
・インジケーターの表示
・有料インジケーターの表示
・パフォーマンス確認
複数時間足チャートの表示
先ほどのチャートは1つだけでしたが、最大4つまでの時間足を表示させることができます。
EUR/USDの日足と4時間足、1時間足、15分足表示させています。
この4つの時間足が同時進行で動くため、マルチタイムフレーム分析をしながらトレードの練習ができます。
ポイント
トレードは上位足のトレンドに合わせたトレード(トレンドフォロー)を狙うことが必須。
「練習君」で上位足のトレンドの流れを読み取る力と、下位足でエントリーのタイミングを図る力が身につく。
エントリーしなきゃいけない相場と、狙ってはいけない相場の判断能力が身につけば無駄なトレードをしなくなりますね。
成り行き注文と指値注文
チャート表示させた後は、トレードをする必要があります。
買い・売りのエントリーから利確や損切りの決済注文まですることができます。
練習君プレミアムの操作コマンドになります。
▢で囲っている左側が成り行き注文で、右側が指値注文になります。
指値注文ですが、逆指値注文としても使うことができます。
ポイント
「練習君」では一時停止もできるため、トレードするときはエントリー理由をメモしてからトレードしてみよう。
反省そして改善がすぐにできるところも魅力的。
チャート速度設定
デイトレードでもスイングでも短時間でトレード練習が可能で、それはこのチャート速度設定ができるためでもあります。
なにせ4時間足なら1つのローソク足ができるには4時間かかります。
日足なら1日1個です。
操作コマンドにはチャート速度設定機能があります。
この機能もかなり便利で、かなり早い速度まで自由に調節ができるため、短時間で何度でもトレードの練習ができます。
エントリーしてから結果がどうなるのか?
答えがすぐにわかりますし、トレード手法やルールの修正にも役に立ちます。
ポイント
4時間足や日足であってもかなり早く進めることができるため、スイングトレーダーになりたい人でも短時間で何度も練習ができます。
あなたのトレードスタイルに合わせた練習ができるため、あとは練習回数を増やしてトレード手法を修正していくだけ。
トレードで勝てない人は圧倒的に経験不足でもあります。
「練習君」を使えば短時間で経験値をためてレベルアップを図れます。
ロット数の設定
ロット数を0.1~50までの間で設定ができます。
▢で囲ったとこで設定ができます。
実際に使える資金に合わせて、ロット数を設定するといいでしょう。
インジケーターの表示
トレードをするためには、インジケーターを使う人も多いはず。
そのためトレード練習でもインジケーターは使えないといけません。
練習君はインジケーターも使用可能で、トレンドラインや水平ライン(サポートラインやレジスタンスライン)を引くこともできます。
複数のインジケーター表示が可能ですので、インジケーターの設定や組み合わせなど、今まで平日あまり時間がとれない方でも、インジケーターの検討ができます。
ポイント
インジケーターの組み合わせや設定が、あなたにとってベストなのかはすぐにはわかりません。
やはり検証が必要になります。
「練習君」で検証しながらトレード練習が短時間でできるため、あなたにとってベストな組み合わせや設定を早く見つけることができます。
プロの手法を購入すれば、使用するインジケーターの組み合わせや設定もわかります。
すでに実績のあるものなので、そのインジケーターの組み合わせや設定で「練習君」を使い、何度もトレード練習する方法もあります。
「練習君」はプロの手法をマスターする最速な方法でもあります。
有料インジケーターの表示
有料インジケーターはいわゆる情報商材で購入したインジケーターになります。
この購入した有料インジケーターも練習君で使用可能です。
これはBLACK STRATEGY(ブラックストラテジー)という情報商材ですが、一部の機能は使えませんがトレード検証をするためには十分です。
注意
なかには使えないインジケーターもあるかもしれません。
無料版にて動作確認してから有料版の購入をおすすめします。
パフォーマンス確認
トレード練習が終われば、結果がどうだったのか確認ができます。
勝率や、利益、損失、トレード回数などデータが記録されています。
トレード分析を行い、改善することでリアルタイムでも良い結果がだせるようになるはずです。
トレードを振り返ることで、あなたのトレード手法やルールの改善すべき部分が明確になります。
不要なところでトレードしていないか?
利確が早くないか?(もっと伸ばせたのではないか?)
損切りは適切だったか
手法やルール通りのトレードができていたか?
トレードを振り返り、改善していくことでトータルで資金を増やし続けることができるトレーダーへ近づくことができます。
【練習君】無料版と有料版の違い
練習君プレミアムは有料版ですが、無料版もあります。
こちらは一部の機能が使えないため、使うことができない機能について紹介します。
練習君無料版でできること
・複数時間足チャートの表示
・成り行き注文と指値注文
・チャート速度設定
・ロット数の設定
・インジケーターの表示
・有料インジケーターの表示
・パフォーマンス確認
時間足の違ったチャートでトレード練習ができないため、上位足でのチャート確認ができません。
1つの時間足しか見ない方はいいのですが、別の時間足の確認が必要な方には無料版でのトレード検証はオススメしません。
ただし、インジケーターが使えるのか確認したい人は無料版で確認するようにしてください。
【練習君】のデメリット
練習君でも一見、不便ないように感じますが、練習君にもデメリットはあります。
デメリット
・複数の通貨ペアを同時進行させることはできない
・早送りはできるが、戻すことができない
・チャートの時間足を切り替えることができない
・有料インジケーターで一部の機能が使えない場合がある
複数の通貨ペアを同時進行させることはできない
複数の時間足で同時進行させることはできますが、複数の通貨ペアを同時進行させることはできません。
1度に検証できる通貨ペアは1つになります。
ただし1つの通貨ペアでも、速度設定次第でトレード練習がかなりできるため、複数の通貨ペアでトレード練習をする必要はないと思います。
早送りはできるが、戻すことができない
練習君では速度設定次第ではかなり高速で動きます。
ですので、トレード練習中にエントリーポイントを見逃しまい、少し戻したくても戻すことができません。
進めてしまうともう一度開始日からスタートするか、開始日を見たいポイントの少し前に設定してスタートする必要があります。
チャートの時間足を切り替えることができない
仮に4時間足と1時間足の2つのチャートを表示していたとします。
あるポイントで日足を確認したいと思っても、時間足を変えることができません。
必要な時間足を予め表示させておく必要があります。
そのため4時間足で水平ラインを引いても、1時間足に切り替えることができないため、予め表示させていた1時間足でも同じ水平ラインを引く必要があります。
サポートラインやレジスタンスライン、トレンドラインを使ったトレード手法の方は不便に感じると思います。
有料インジケーターで一部の機能が使えない場合がある
有料インジケーターやオリジナルインジケーターなど、一部機能が使えない場合があります。
なかには全く使うことができないインジケーターもあるかもしれませんので、無料版【練習君】で使いたいインジケーターが使用可能か確認することが必要です。
MT4に常設されている一般的なインジケーターは問題ないかと思われます。
【練習君】が向いている人
練習君は裁量トレードをしたい人に向けたトレーニングツールです。
ギャンブルトレードをしたい方や、スワップ目的のトレーダーにはオススメしません。
こんな方にオススメ
- 手法やルールを構築したい人
- プロの手法を身につけたい人
- 有料インジケーターの検証がしたい人
- 平日は時間がなく、土日に練習がしたい人
手法やルールを構築したい人
1から手法やルールの構築には時間がかかります。
私が知っているプロトレーダーでも1年以上はかかっているため、練習君を使うことで時間短縮を図れる可能性があります。
手法やルールがなければ、勝ち続けるトレーダーにはなれません。
そして手法やルールはトレードをすることで、初めて必要なルールや改善すべきところが見えてきます。
そのためには経験と膨大な検証が必要であり、リアルタイムでやろうとすると日足では1日1個しかローソク足ができないため、時間がかかってしまいます。
そこで出てくるのが「練習君」です。
プロの手法を身につけたい人
有料のプロの手法でも、教わっただけではトレードはうまくいきません。
練習と検証して手法を身につけながら、ルールを手直しする必要があります。
プロトレーダーの手法に組み込まれたルールには、その方の生活スタイルや使える資金も含まれているからです。
同じ損切り幅でも、あなたが耐えられないのであれば修正する必要があります。
プロは日中チャートを見ることができるのに対し、あなたは夜の2時間程度しか見れないかもしれません。
あなたに合わせたルール構築・修正が必要になるため、「練習君」は役に立てると思います。
有料インジケーターの検証がしたい人
先ほど紹介したBLACK STRATEGY(ブラックストラテジー)のようなインジケーターが該当します。
ほとんどの場合スキャルピング用であるため、平日にトレード練習は可能ですが、土日も練習がしたい方にも「練習君」はオススメです。
平日は時間がなく、土日に練習がしたい人
こちらは全体を通して何度も言ってきましたが、練習君は平日に時間の確保が難しく、土日の休みの日にしかトレード練習ができない人向けです。
平日にたっぷり時間を確保できる方は、練習君は不要かと思います。
1週間のトレードを振り返ってみる。
損切りしてしまったトレードをもう一度見てみるということもできます。
なぜエントリーしてしまったのか?
上位足のトレンドはどうだったのか?
損切りしたポイントは適切だったのか?
「練習君」はただ過去のチャートでトレード練習するのではなく、今週、今月のリアルタイムのトレードをもう一度振り返ることにも使えます。
何度も損切り場面を振り返ってみる。
何度もトレード練習をする。
これをすることで、トレード手法やルールを改善してトータルでプラス収支を実現することが可能になってきます。
まとめ
トレーニングツール「練習君」はMT4で使うことができるツールです。
相場が休みである休日でも、動くチャートでトレード練習ができるため、早く稼げるトレーダーになりたい方には便利なツールです。
手法やルールも何もないのに、いきなりリアルトレードでお金を失うのは、はっきり言って無駄です。
もったいないです。
まずはデモ口座から始めること。
そして早く稼げるようになりたい方は「練習君」がオススメです。
「練習君」はデモ口座でも使うことができますので、まずは数稽古をするようにしましょう。