FXでトレードを始める場合、いきなりリアルマネーでトレードをするとお金を失う恐れがあります。
そこで、登場するのがデモ口座になります。
初心者の方やトレードでお金を失っている方は、デモ口座で練習することをおすすめします。
デモ口座とデモトレードとは?
デモ口座は仮想のお金が用意された口座のことで、その口座でトレードをすることをデモトレードと言います。
チャートは本口座と同じチャートでトレード練習ができて、リアルマネーを一切使わないため、トレードでお金を失うことはなく、ゲーム感覚でトレードをする事が可能になります。
このデモ口座はFX会社が、自社のトレードツールの使い勝手を「お試し」で用意したものになりFXトレードの体験ができます。
初心者やトレードで稼ぐ方法を確立されていない方は、このデモ口座でトレードをおすすめします。
デモトレードのやり方
デモトレードをするためには、デモ口座の開設が必要になります。
デモ口座開設に必要なもの
・名前(ニックーネーム可能)
・メールアドレス
以上です。
登録することで必要なIDとパスワードが送られてきますので、入力画面でIDとパスワードを入力していただき、あとはトレードの練習をしていくことになります。
ただその前にデモ口座の取引システムは大きく2つに分かれます。
・初心者おすすめWEBブラウザ型
・上級者おすすめインストール型
まずはWEBブラウザ型からで構いませんが、それぞれの特徴など説明していきます。
WEBブラウザ型の特徴
WEBブラウザ型は、サイトにログインしてトレードをするタイプになります。
特徴としては
特徴
・シンプルで使いやすい
・外のPCでも使用可能
・カスタマイズインジケーターが使用不可
以上が大きな特徴になります。
外為オンラインさんやFXブロードネットさんなどがこれに該当します。
これは外為オンラインさんのデモ口座になります。
ここからチャートを開いてトレードをしていきます。
WEBブラウザ型はとても見やすくそしてシンプルに作られているため、初心者にはわかりやすいシステムになっています。
ただ、カスタムインジケーター(有料インジケーター)などは使うことは不可能なため、上級者向けではありません。
インストール型(MT4)の特徴
インストール型で有名なのがMT4(メタトレーダー)と呼ばれる取引システムで、上級者向けのツールになります。
FXTFさんなどがMT4を使用してトレードをしていきます。
特徴として
特徴
・カスタマイズインジケーターやツールが使用可能
・外のPCでは使えない
・複雑なため初心者向きではない
以上が大きな特徴です。
口座状況やチャートが1つの画面になっており、インジケーターの種類も豊富です。
使える機能も多く複雑なため初心者向きではないですが、使い慣れるとWEBブラウザ型よりも優れているため将来的にはこちらがおすすめです。
さらにインジケーターのカスタム化も可能で、プログラミングに詳しければオリジナルインジケーターの開発も可能。
そのため有料販売されているインジケーターやトレーニングツールはMT4で使えるようになっているため、MT4のインストールは必須とも言えます。
ただこれからFXを始める方は、まずはWEBブラウザ型で学びつつMT4へ移行していくという流れがいいと思います。
WEBブラウザ型おすすめデモ口座
会社名 | 有効期限 | 通過ペア数 |
手数料(米ドル/円) |
FXブロードネット |
無期限 |
24 | 0.3銭 |
外為オンライン | 26 | 1.0銭 | |
ヒロセ通商 | 3ヶ月 | 50 |
0.3銭 |
DMM FX | 20 | ||
外為どっとコム | 90日 | 20 |
デモ口座を開設する場合、トレードの検証も含めて無期限で使用を考える方がいいです。
そのため、無期限で使えるFXブロードネットか外為オンラインさんがおすすめです。
ただ外為オンラインさんは関連書籍もあるため、トレードの方法など学ぶ場合は外為オンラインさんがおすすめです。
有効期限が設けられている口座は、期限切れ後に再申請が必要になります。
因みに、私は外為オンラインさんもFXブロードネットさん両方のデモ口座を持っています。
インストール型(MT4)おすすめデモ口座
会社名 | 有効期限 | 通過ペア数 | 手数料(米ドル/円) |
FXTF | 無期限 | 29 | 0.3銭 |
OANDA Japan | 24 | 0.4銭 | |
FOREX.com | 90日 | 84 | 0.3~0.9銭 |
外為ファイネスト | 30 | 0.4~1.4銭 | |
アヴァトレード・ジャパン | 21日 | 54 | 1.2銭 |
MT4を取り扱っている会社です。
無期限で通過ペア数の多いFXTFさんがおすすめです。
有効期限付きのデモ口座の場合は、インジケーターの設定や購入したツールの再設定が面倒になるため、無期限で使えるデモ口座開設をおすすめします。
まとめ
FXの口座にはWEBブラウザ型とインストール型の2つあると紹介させていただきました。
本口座の開設を考える場合は、取引システムの使い勝手だけでなくスプレッド(手数料)も考慮して考える必要があります。
ただ初心者の方や、まだ勝つためのスタイルを確立できていない方はデモ口座からのトレード練習をおすすめします。
時間はかかりますが、トレードルールなど何もなしでリアルトレードをしてもギャンブルになってしまい、お金を失うのは時間の問題です。
お金を守るために、時間を掛けてでもデモ口座から始めてみてください。