水平ラインを引く場合、レジスタンスラインやサポートラインや高値/安値ラインなど
引きますが
ラインはエントリーや損切りにも使えます。
エントリーするラインも損切りにするラインも、注文が集中しやすいラインでなくてはいけません。
いくつか例をあげます。
適当に見つけてきた、下降トレンドの相場です。
この相場では、どのようにトレード出来そうか考えるわけです。
分かりやすいようにトレンドラインも引いておきました。
このトレンドラインも意識されていますね。
レジスタンスラインとサポートラインやネックラインを引いています。
a~d はレジサポライン
e,f はネックラインです。
では1つずつ見ていきましょう。
aラインはレジサポラインとなっています。
このレジサポラインは節目になっていることにお気づきでしょうか
買いと売りが分かれているのです。
ラインより上は買いが集中しており、買いに優位性があります。
ラインより下は売りが集中しており、売りに優位性があるということです。
ではラインより下は、売り目線ということになります。
損切りは買いの優位性になる①のライン上になるわけです。
①のポイントは売り優位性になってショートエントリーが出来ますが
上位足からの流れで下げ目線だと判断できる場合になります。
次に
bのラインです。
bのレジサポラインですが、これはわかりにくいかもしれません。
あまり綺麗に引けるわけではないですが、買いと売りが分かれています。
当然、このラインより下は売りに優位性があります。
①という大きなレジサポラインでの売り優位性エリアの中の、
さらに小さなレジサポラインの下へレートが下がってきており、
②のポイントもショートエントリーが可能です。
そしてcのラインでは
黄色○でレジサポラインになっています。
ここで売ってもいいですが、今回はeのラインに注目してください。
小さくダブルトップになっていることにお気づきでしょうか?
eがネックラインとなり、このラインをブレイクしてショートエントリー出来るわけです。
しかもトレンドラインにも意識されているため、下げる根拠が一層強くなるわけです。
損切りはダブルトップの上になります。
そしてdのレジサポラインでは
3つ目の黄色○で引けるラインになります。
注目してほしいのが4つ目です。
fのラインがありますが、これはネックラインになります。
わかりやすいように下位足にしてみました。
ヘッドアンドショルダー(三尊)になっていることが分かるでしょうか。
分かりやすいように下位足にしましたが、上の時間軸でもヘッドアンドショルダーになっていることが分かります。
fのネックラインを下へブレイクしてショートエントリーが可能になります。
損切りは一番集中していそうなdの上に私ならします。
ラインは意識されていることが分かるまで引けないこともあります。
無理矢理引いてはダメです。
この最後の緑○内は無理に引くことは出来ますが、荒れており
あまり明確に引けないためスルーします。
ラインが引けそうにないなら、引けるようになるまで待つのも大切です。
明確に引ければ、あとはライン際での動き(ダブルトップやヘッドアンドショルダーなど)
に注目することも大切です。